ワールドチャンピオンシップを目指すトップ選手ながら結婚を選択 現日本代表の主将・鈴木理沙(パナップ)さんが語る、結婚生活のリアルとは【後編】

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明治大学、MISTRAL、日本代表でも主将として活躍している鈴木理沙(パナップ)さん。後編は結婚生活やラクロスとの両立、今後の目標について伺いました!(前編はこちら

ラクロスの経歴
2012年~2016年:明治大学 女子ラクロス(2015年卒業)
2016年~現在:社会人ラクロスチーム「MISTRAL(ミストラル)」所属
2015年:U22 ASPAC アジアパシフィック大会出場
2017年:ワールドチャンピオンシップ出場
2020年:日本代表選出

――2019年12月に入籍されましたが、結婚までの経緯を教えてください。

一緒にプロジェクトに取り組んでいる取引先の会社の方からの紹介でした。彼氏とか結婚とかいいやと思っていた時期だったので、会ってみる?と言われたときも正直迷ったのですが、一度会うことにしました。会って話してみると、大学が一緒だったり、お互いにスポーツ(ラクロスとアメフト)をやっているという共通点もあり、出会ってから3ヶ月ほどで付き合い、それから1年たたずに入籍しました。早いですね(笑)

いつまでに結婚したいという希望はとくにありませんでした。恋愛はスポーツよりも優先順位が低くなってしまいますし、いままでのお付き合いもあまり長く続いていなかったこともあり、W杯まではあまり結婚のことを気にしていなくて。いつかできればなという温度感でした。デートもトレーニングしてご飯食べて帰るとか、筋肉食堂行って映画みて帰るとか(笑)、それを一緒に楽しめる相手だったのは大きいですね。

――女子ラクロス界ではあまり前例がないように思うのですが、ワールドチャンピオンシップを目指すトップ選手でありながら結婚することに不安はなかったですか?

私は、新しいことに挑戦することが好きで、また新たな道を自分で切り開いて、その道をいいなと思った人が新たに乗ってきてくれたらいいな~と思っています。だから、結婚してもトップ選手として活躍できるという前例を自分が作っちゃえばいいなと思いました。彼もオリンピックまで頑張れと言ってくれたので、結婚によって自分が何か削られるのではなく、パワーが二倍になったと思えました。結婚するときはここまで考えていたわけではなかったですが、結婚しない、という選択肢はなかったかもしれません。

――家事はどのように分担していますか?

家事の分担は基本的に私ができることはやりますが、土日は練習場所や時間がイレギュラーになることもあるので、アメフトの練習時間が比較的きまっている彼が、洗濯をしたりごはんを作ってくれたりしています。私の父はあまり家事をするタイプじゃないので(九州男児だからですかね…)、すごいなと思いますし、ありがたいです。

それでも平日は19時ごろに帰ってきて、彼が20時に帰ってくるまでに家事をするのですが、特に料理は大変です。献立を考えるのが面倒なので、ある程度メニューが決まってきてしまってバリエーションはそんな多くないです。ですが、初めての料理にしては頑張ってる方だと思います(笑)。誰かにの為に料理をすることはやったことがなく、最初は不安でした。お互い几帳面ではなくあまり気にならないところが一緒でよかったなと思っています。

――結婚して一緒に暮らすようになり、なにが大きく変わりましたか?

私は話すことが好きなので、毎日話相手がいるというのは大きいですね。家族とも仲が良くて、母とも友達感覚でなんでも話すのですが、そうやって話せる人が近くにいると、ため込まないで済むのでありがたいです。あとは一緒にトレーニングできるということ。この自粛期間中もダンベルを買ったり、私が長い距離を走りたいときは自転車でついてきてもらったり。一緒に高めあえる時間があるのは独身時代と大きく違うところですね。

――結婚してよかったこと、大変なことはありますか?

ラクロス面で良かったことは、目標が明確になったことです。2017年のワールドチャンピオンシップ終了後に佐藤HCから、これから10年どう生きていきたいか、どう過ごしていきたいかを書きだしてみようと言われて、年齢別にこれからの人生考えてみたんです。そのときに、いち女性としては結婚もしたいし出産もしたいし、ライフイベントをこなしながらラクロスと向き合っていかなければならないっていう不安があったことに気づいて。結婚したことで、その不安がひとつ取り除かれたことは大きいです。ラクロスでの目標を応援してくれる人と結婚できたので、もっと自分の目標をかなえるために努力していいんだと思えるようになりました。

また、「結婚して技術落ちたよね」と思われたくないという気持ちも強いです。前例がないからこそ新たな道を作っていくときはネガティブな声もあるかもしれないですが、そう思われないように、結婚してさらに成長したよねと言われるような選手になっていきたいです。

大変なことはとくにないですね。取引先で働いているので、一応気にするくらいです(笑)。

――最後に、ラクロスの目標や成し遂げたいことについて教えてください。

2021年にワールドチャンピオンシップがあるので、2017年に達成できなかった目標をしっかり達成したいなと思っています。

長期的な目でみたときに成し遂げたい目標は、これから起こるであろうさまざまなライフステージに対して、あきらめずに何事にも挑戦するという気持ちを忘れずに、自分の子供に活躍してる姿を見せることができるようになりたいと思っています。

私はスポーツをしている母の姿を見て育ちました。ただ、母親が最前線で活躍している姿を見せることってなかなか難しいことだと思います。2028年にもしラクロスがオリンピック種目になれば、そのときのオリンピックに出場して、選手として活躍する姿を子供に見せらることができたら最高だなと思っています。2028年は35歳なのですが、現在のホッケー日本代表に私が尊敬している37歳の選手がいまして、とてもパワフルなんです。、その方の姿を見て、私も頑張ろうと思いました。途中、休憩入れながらになると思うんですけどね(笑)。

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